ハリウッド映画にはアクションやSF、コメディなどさまざまなジャンルの名作が数多く存在します。
幅広い世代に人気のあるハリウッド映画ですが、そもそもハリウッド映画とはどのような映画のことをいうのでしょうか?
ハリウッド映画と呼ばれるようになった歴史や定義などが分かると、映画の知識がぐっと深まりますよ。
今回は「ハリウッド映画とはどんな映画?」をテーマに、ハリウッド映画に関する豆知識をご紹介します。
ハリウッド映画の定義って?
ハリウッド映画とは、「アメリカのハリウッド地区で作られた映画」のことをいいます。
ハリウッドは、カリフォルニア州ロサンゼルス市に位置する地区です。
古くからアメリカ映画産業の中心地として発展し、現在も多くの映画制作会社の拠点となっています。
ハリウッド映画の歴史について
20世紀のはじめ(1901年~)、アメリカ映画の拠点は東海岸のニューヨークとシカゴにありました。
しかし、当時の映画関連会社の間でさまざまなトラブルが生じ、一部の映画クリエイターが東海岸から遠く離れたハリウッドへ拠点を移したのです。
これが、のちにハリウッドが映画の中心地になるきっかけとなりました。
ハリウッドは海岸だけでなく、ダイナミックな山並みや砂漠など豊かな自然に恵まれた地域であり、ロケーションは抜群です。
また、降水量が比較的少ないという特徴もあります。このような地理的条件から、天候に左右されやすい映画の撮影場所として理想的といえるのです。
ハリウッドに拠点を移したクリエイターの活躍の影響を受け、1910年から1920年にかけて、ハリウッドには続々と映画撮影所が開設されました。
ハリウッド映画の代表! ビックシックスって?
ハリウッドには数多くの映画制作会社の拠点がありますが、その中でも6つの制作会社が大きな影響力をもつといわれています。
1.ワーナーブラザーズ
2.ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
3.パラマウント・ピクチャーズ
4.20世紀フォックス
5.ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
6.ユニバーサル・ピクチャーズ
この6つの会社は「ビッグシックス」と呼ばれ、これらの会社から生み出される作品は全世界で多くの人に親しまれています。
ハリウッド映画をよく観る方なら、作品の冒頭部分で流れるビッグシックスのロゴマークに見覚えがあるはずです。
一般的に、“ハリウッド映画=ビッグシックスの作品”という認識をもつ人も多く、アメリカ映画の中で最もメジャーな制作会社といえます。
アメリカは古くから「映画の都」と呼ばれるほど、たくさんの映画作品が生まれている国です。
その中でもハリウッド映画は多彩なジャンルと壮大なスケールで多くの人を魅了し続けています。
今回はハリウッド映画の定義などについてご紹介しましたが、映画という芸術作品にはまだまだたくさんの歴史が残されています。
専門学校に入学すると、映画に関するさまざまな歴史や業界のノウハウを学ぶことができます。
将来、俳優や映画製作のお仕事をする際にも役立ちますよ。
映画についてもっと知識を深めたい! という方は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
EVENT
映画の専門学校のオープンキャンパスに参加してみませんか?