「動画制作をしてみたいけど、何から始めたらいいか分からない」と悩んでいませんか? これから映像制作の技術を身につけたいのなら、VFXの技術を学ぶのがおすすめです。 VFXというのは「視覚効果」という意味を持つ「Visual Effects」のこと。 VFXのスキルを習得しておけば、SF映画のような映像を作ったり動画配信をしたりと多方面で活用できます。 今回は、動画制作の技術を身につけたい人のためのVFXの始め方について紹介します。
そもそもVFXってどんなものなの?
VFXは、特撮を取り入れたSF映画やドラマ、ゲームなどに幅広く使われる手法です。 また最近では、動画広告や動画配信といった分野にも広く活用されています。 もともとあった映像に手を加えることで、現実にはありえない夢のような世界を映像の中に作り出せるのが、VFXの醍醐味です。 VFXとよく似た技術に、3DCGアニメーションがあります。 VFXも3DCGも、コンピューターを活用して映像加工をするという点は同じですが、3DCGは何もないところから映像を作り出す技術です。 これに対してVFXというのは、すでに存在する実際の映像を合成しながら動画制作をする技術を指します。
まずは実際にVFXのソフトを触ってみよう
「VFXの始め方を色々調べているけれどよく分からない」という人もいるかもしれません。 これからVFXを始めたいと考えているのなら、まずはソフトを実際に触って体で覚えることが大切です。 VFXソフトの中には、映像制作の基礎を解説してくれるチュートリアルが付属しているものもあります。 まずはチュートリアルをクリアしながら、基本的な操作方法のレッスンを積んでいくのがおすすめです。 最初は動画にエフェクトをつけたり、立体のモデリング方法を学んだり、丸いボールが跳ねたり転がったりするアニメーションを作ったりすることから始めます。 最初のうちは分からないことも多いと思いますが、実際にソフトを使って練習を積むうちに技術も自然と追いついていくものです。
VFXの技術は日々進化している
VFXの魅力は、パソコンひとつでどんな世界も思うままに作れるという点にあります。 VFXの技術を活用すれば、現実では再現することができない非現実的な画面効果も簡単に作り上げることができるのです。 映像制作の分野は日々ハイスピードで進化を続けており、VFXのソフトもどんどんアップグレードされています。 VFXの技術を高めるためには、技術の進化に対応していく柔軟さが必要不可欠。 ひとつのソフトを十分に使いこなせるスキルを身につけておけば、ソフトがアップグレードされたときや別のソフトを触るときにも、システムを即座に理解できるようになります。 クリエイティブな映像分野で活躍したいのなら、ぜひVFXの技術を身につけておくのがおすすめです。 しかし、VFXは複雑な操作も多く、自己流でのスキルアップが難しい場合もあると思います。 セルフでの技術会得が難しい場合には、専門のスクールに通ってVFXの技術を身につけるのもおすすめです。 専門学校に在籍する映像のプロからVFXに関する技術を直接学べば、知識や技術を効率よく身につけることができるはずです。