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Interview

就職した先輩たち_カメラマン(撮影ディレクター) 山﨑 圭介 さん

業界で活躍する卒業生に聞きました

カメラマン(撮影ディレクター)として活躍する山﨑さんに、学生時代の思い出、仕事への取り組み方について語っていただきました。

カメラマン(撮影ディレクター)

山﨑 圭介 さん

Yamazaki Keisuke

2011年卒業

株式会社ADC所属。

niziUのダンスパフォーマンスビデオ、BLACK PINK全国ライブビューイングのスイッチャーとして参加。

IkonやStray kidsなどのライブ撮影監督として活躍する。

自分が技術者としてどこまで高められるか。どうやったら今の自分から成長できるか。

あんなに青春を感じた瞬間は他にない

山﨑圭介さん
この業界を目指そうと思ったきっかけは何ですか?

幼少期から母親の影響でよく映画を観る環境で育ちました。父親も特撮好きだったのでサッカーの練習が終われば空いた時間は大体映画を見ていた。高校生になり、進路を考えた時に自分が一番好きな事を仕事にするのでは無く、続けていくということに重きを置いたときに、二番目に好きなことを仕事にしようと。一番好きなものは仕事にしたくない自分が当時いたので。それが映画の世界に進もうと決意した理由です。
その時点では映画の世界の仕事に就きたいという漠然とした考えしかなく、まずその道に特化した学校に進もうと。そこから自分のやりたいものを見つけようと。なので入学当初はCG,VFX専攻です。

学校で印象深い授業や思い出は何ですか?

やはり自主制作かなと。あんなに青春を感じた瞬間は他にないです。みんなで集まって脚本から立ち上げて頑張って撮り切ったあとの達成感だったり、完成した作品をシアターでみんなで見た時の感動の共有だったり。モノづくりがいかに楽しいものか教えてくれた場所が母校です。
もちろん授業では実用的な技術を教わって実践に結びつけたり、専攻のことだけじゃなく広い範囲でモノ作りに必要な知識を与えてくれるので先生とみんなで楽しくやってました。先生も業界で活躍している方々なので直接いろんなことを聞けるのも専門学校ならではかなと。

楽しいから続けてる。それだけです。

山﨑圭介さん
仕事のやりがいはどういったところですか?

自分の仕事が撮影なのでそれに関して言えば撮影者という職は技術職です。求められるのは技術の高さだったり、表現力の高さだったり、リーダーシップだったり、様々です。向上心と続ける努力さえあればいい技術者にはなれます。そこから先です。終わりがないです。
自分が技術者としてどこまで高められるか。どうやったら今の自分から成長できるか。志したからにはやれるとこまでやってみたい。日々の現場で自分を省みて、次また挑戦して、毎回楽しいわけではないし、退屈な瞬間だったり我慢しなきゃいけなかったりそういうのが自分に返ってくるのがここまでやってきてわかったから今は楽しい。楽しいから続けてる。それだけです。

今後の目標を教えてください。

新しいことに挑戦できる機会を幸せな事にいただけてるのでチャンスを生かしてより自分を高めていきたいです。撮影の仕事だけでなく、他にも求められることが出てきたので向上心を持って取り組んでいきたいなと思います。

最後に、学生へメッセージをお願いします。

学生生活は目一杯、楽しむ事に全力を注いでみてください。家で一人でいるくらいなら何かしてみてください。この学校にいた三年間、今でも振り返るし同期達と話したりします。当時の一秒一秒が愛おしいです。同じ志を持って集まった仲間を大事にしてください。将来楽しいですよ。続けることは何事も難しいですが頑張ってみてください。

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