「映画が好きで、将来は映画に関わる配給会社で仕事がしたい!」と考える人は多いものです。しかしその中には「映画業界や配給会社の仕事内容を詳しく知らない」という人も案外少なくないはず。
そこで今回は、「映画配給会社とは何か」に加え、主な仕事内容などについても解説します!
映画を世に送り出す! 映画配給会社とはどんなところ?
そもそも、「映画を配給する」というのは“映画を買い付けて映画館などの興行先へ販売する”という意味です。その際に映画館の上映料金から一部を徴収し、映画を販売する仕組みになっています。この“買い付け”から“興行先への営業・販売”という一連の流れを担うのが「映画配給会社」です。
また、より多くの人に映画を見てもらえるように映画を宣伝する・もしくは別の会社へ宣伝活動を依頼するのも、配給会社の大切な仕事となっています。
映画配給会社の仕事内容とは?
作品完成から映画館で上映されるまでの流通ルートとして、間に立ってビジネスをおこなうのが映画配給会社です。配給会社の社員になると、劇場のプロモーション展開において企画・立案したのち、自社の配給作品をより宣伝してもらえるように興行先へ働きかけます。その際に上映期間や回数、客席のキャパシティなどの交渉にあたるのも大切な仕事です。
さらに、配給計画を立てたり、毎日の売上管理・データ作成をしたりして販売営業活動に役立てる……といったマーケティング業務もあります。
ちなみに、同じ配給会社でも、専門部署が完全に分けられている会社の場合は、部署によって仕事内容が大きく異なります。また、一括採用方式の場合は応募者の能力や人格、適正などを考慮したうえで採用後に配属先が決定します。面接時や就職後の面談などの際は「自分がどのような形で映画配給に携わりたいのか」を積極的にアピールすることが大切ですよ。
専門学校でスキルを身に付け、映画配給会社への就職を目指そう!
映画配給に必要な「映画ビジネス」の知識を身に付けるには、映画業界に関連する専門学校で学ぶのがおすすめです。専門学校では知識豊富な専門講師による授業で知識を身に付けられるほか、広告宣伝に関する知識やプレゼンテーションのスキルなど、配給会社に就職するために必要なことをしっかりと学ぶことができます。
また専門学校によっては、映画のプロモーションやイベント企画に参加できるチャンスが与えられることも。こういった制度を上手く活用すれば、就職後の姿をイメージしやすくなりますし、将来へのモチベーションもアップしますね。独学よりも効率的に学べて、就職にも有利な専門学校への進学をぜひ検討してみてください。
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